GOAL社鍵の種類と合鍵作成の価格は?

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カテゴリー:鍵の種類・特徴

GOAL社は、日本の鍵業界で第2位のシェアを持つメーカーです。GOAL社は、世界的にも評価されるほど、傑出したセキュリティレベルを備えた鍵を作っています。

GOAL社の鍵とは

GOAL社の鍵

日本国内では、美和ロックに次いで業界2位のシェア率を誇るGOAL社は、なんと第一次世界大戦の年から創業しており、現在では創業100年を越える老舗となっています。

東日本でのシェアは2位ですが、西日本では美和ロックを抑えて1位のシェアを得ています。昭和30年には、現在の住宅でもトイレや居室のドアノブの定番となっている「円筒錠」(握って回す、丸いドアノブがついたもの)を日本で初めて開発したとされています。

GOAL社の鍵がセキュリティに優れている理由

玄関ドア

GOAL社の鍵は、世界水準のセキュリティレベルの高さを持つ防犯性能の非常に高い鍵です。そのような鍵を生み出せる理由は、単なる技術力やメーカーとしての力量によるものではありません。

GOAL社の製品開発の基本姿勢は、市場からの要望を聞き、さらなる改良を加え続けることで製品を洗練していくことです。

GOAL社のこの姿勢は、「セキュリティの本質の追求」という指針にも関係しています。一例として、GOAL社は1997年に「V18シリンダー」という当時の最高峰であった製品を開発しました。

しかし開発して満足するのではなく、市場に出回るようになってからも、防犯性の強化・安全性の向上・操作性の向上など、どうしたらもっと優れた製品を作れるのかを追求し続けました。そして、長年の改良を積み重ねて誕生したのが「グランブイ(GV)シリンダー」です。

グランブイシリンダーは現在、耐久性・実用性・防犯性能などのあらゆる視点から見ても世界「最高峰」と称される鍵となっています。GOAL社独自の技術力の結集と、ニーズ追求の視点により開発された最高傑作と言っても過言ではないでしょう。

GOAL社の製品開発のスタートパターンは、おもに次の3つがあります。

人と空間の関係についての基礎研究から生まれるもの

人が一定の空間の中で、より心地よく安心して過ごすためにはどうしたらよいかを日々探求しています。

一例として、鍵を紛失してしまったり入居者が入れ替わった際に、シリンダー交換をせずに繰り返しキーチェンジができることで、高い防犯性の維持が可能となった「ユニバーサル・キーシステム」は、GOAL社内で何十年にもわたる研究と切削技術の進化を重ねたことによって誕生しました。

サッシ・建具メーカーなどの連携会社からの要望から生まれるもの

業務において深く関わり合いを持つサッシメーカーや建具メーカーからの提案や要望も、画期的な製品開発の始点となり得ます。

例えば、デザイン性や操作性に優れた業界初のプッシュ・プル錠。これは近年の玄関ドアのデザイン性向上に伴い、ノブ式・レバー式に変わる新たな形態の錠はないものか?との要望をもとにして、研究開発が進められた結果生まれた商品です。

実際の使用感を見直して生まれる改善

実際に錠を使用していく中で、防犯性能、施錠開錠のスムーズさ、消音性など、様々な点で改良の余地に気が付くことがあります。

GOAL社では改良するべき点に気づいた場合、面倒を嫌ってそれに気が付かないふりをしたりすることなく、どんなに細かい点であっても改良が可能な限り継続して改良を重ねます。

これにより、いつの時代も社会が求めるニーズにぴったりと合う商品を生み出し続けているのです。

市場のリアルな声を聴き、現状に満足せず「もっと良い製品を」という向上心に駆られて製品開発を続ける企業体質こそが、GOAL社の鍵が世界最高水準の高いセキュリティ性能を備えている理由と言えるのです。

GOAL社の鍵の種類は?

では、GOAL社が開発したおもな鍵の種類と特長をご紹介しましょう。

V18

「GOAL社と言えばV18」とも言えるほど、GOAL社の鍵の代名詞となっているのがV18という鍵です。V18は、GOAL社が独自に開発したディンプルキーです。

シリンダー内部には、耐ピッキング性能を向上させたアンチピッキングピンを18本配置しています。この18本のピンはすべてが高精度ピンであり、器具を用いるピッキングやドリル等による物理的攻撃による不正開錠を抑止する効果が非常に高いものです。

ディンプルキーのため、鍵の側面にギザギザの溝はありません。非常に高い堅牢度とセキュリティ性を誇るV18ですが、大変お手頃な価格で取り扱われていることも注目に値します。

グランブイシリンダー

複雑な内部構造と強靭さ、さらには使いやすさという3つの長所をすべて併せ持つのがグランブイシリンダーです。グランブイシリンダーのキャッチフレーズは、「最高レベルの防犯構造と、1,000兆2,800億通りの鍵違いを生み出す技術力」です。

ミクロンレベルの高精度切削加工技術に加え、上部・左右の3方向にある最大5段差24コラムに高性能なピンを配置することで、1,000兆通りを優に超えるという、従来の常識では考えられないほど膨大な鍵違い数を実現しました。

複雑極まりないキーシステムによって、破壊はもちろんピッキングなどのあらゆる不正開錠への高度な耐性を備えています。

グランブイシリンダーのもうひとつのポイントは、強靭さです。 シリンダー内部にある高精度ピンはステンレス製で、強度・耐久性共に申し分ないものです。 さらに内筒・外筒に装着している超硬製ガードピン4本により、ドリルでの破壊を防ぐことができます。

このように異物を差し込みにくい特殊な構造は、GOAL社が意匠登録出願済の「ブランクキー」と呼ばれるものです。

鍵の番号を読み取ることによる不正な合鍵複製を防ぐための取り組みとしては、「セキュリティIDタグシステム」を採用しています。

これによって、鍵の複製をする場合には鍵の番号に加えてタグに付されているセキュリティIDNo.を見せなければ鍵の複製はできないことになります。

グランブイシリンダーにはオプションサービスとして、シリンダー交換をせずに鍵を換えることのできる「キーチェンジ」というシステムが用意されています。

GOALピン

GOAL社でも、ピンシリンダータイプの鍵を扱っています。一般的には防犯性能が低いとされているピンシリンダーですが、GOAL社では上ピンすべてにアンチピッキングピンを使用しており、他社のものと比較してピッキングが非常に困難な鍵になっています。

鍵やシリンダーには、美しくて耐久性に優れた合金「洋白」を使用しており、物理的な耐久性も抜群です。ピンのようにギザギザの溝が彫られた鍵は、経年劣化や使用に伴う摩耗が見られるのが普通です。しかしGOALピンの抜き差しテストでは、なんと10万回以上の耐久性能が確認されています。鍵を頻繁に交換する必要もなく、安全かつ経済的な鍵と言えます。

まとめ

玄関の鍵

GOAL社の鍵は、安価なものから高性能なモデルまで、セキュリティ面で一切妥協をしていないという特長を持ちます。

GOAL社の鍵が世界最高峰と称えられるほど高品質な理由は、常に時代や社会のニーズを把握し、どんなに細かい点でも改良する努力を怠らないからに他なりません。

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