カテゴリー:鍵
ドアノブがガタガタしたり空回りしたりして、ドアを開けにくいと感じていませんか?
ドアノブの寿命は10年から15年と言われています。
そのため使い続けているうちに、様々な不具合が出てきます。
とはいえ自分で交換するのは大変そうだと感じて、そのままにしているケースも多いのではないでしょうか?
しかし室内用のシンプルなドアノブなどは、自分でも簡単に交換できることが多いです。
ただしドアノブの種類によっては、素人では交換するのが難しいこともあります。
ドアノブの種類と交換方法を確認して、自分で交換できるか否か判断しましょう。
トイレでも鍵・ドアノブが利用されます。
さまざまな種類があるのですが、普段の生活の中では鍵・ドアノブはあまり気にしたことがない方がほとんどでしょう。
家を購入した時に設置された鍵・ドアノブをそのまま使い続けているというご家庭も多いはずです。
ですがトイレの鍵・ドアノブも必要に応じて新しくする必要があり、場合によっては交換などを行わないといけません。
交換することになった時に備えて、どんな鍵やドアノブがあるのかを知っておくと便利です。
トイレで使われる鍵・ドアノブにはどんな種類があるのでしょうか?
ここでは各種類の紹介を中心に、トイレという場所に絞って解説をしていきます。
鍵やドアノブを交換する方法、業者に依頼する場合の流れなどについても紹介します。
目次
トイレで使われる鍵の種類
まずはトイレでよく使われる鍵の種類を見ていきましょう。
室内で使われるということで、玄関の鍵などと比べるとシンプルな構造のものが多いのが特徴です。
またトイレの内側からしか施錠できないなど、一方からしか鍵を利用できないことも知っておきましょう。
多くの種類がありますので、どんなタイプがあるのかを把握してください。
★玉座錠
★チューブラ錠
★スライド錠
★箱錠
★インテグラル錠
★浴室錠
以上のようなタイプがトイレで使われることの多い鍵です。
それぞれ特徴が違いますので、特徴を覚えておくと自分が使いたいと感じる鍵を見つけることができます。
玉座錠
私達がもっともよく目にする鍵の1つです。
円筒状の見た目をしていて、住宅ではトイレをはじめ、勝手口などにも使われます。
ドアノブの部分を握り、左右に回すことでドアが開く仕組みになっています。
室内側から鍵をかける場合はレバーを回転させたり、ボタンを押すことで操作します。
逆に室内の外側から鍵を開ける場合は、鍵を鍵穴に差し込んで操作するのが一般的です。
また、外側からは鍵の操作ができないよう、鍵穴などがまったく付いていないタイプも存在します。
トイレの性質上、内側から鍵をかけることがほとんどなので外側からは操作できなくても特に問題ないからです。
チューブラ錠
鎌錠とも呼ばれていて、その名の通り鎌のような形をした部品がドアの穴に引っかかることで鍵をかけます。
構造が非常にシンプルなため、室内ドアの鍵に一般的に使われています。
引き戸に使われることも多いのですが、これは部品を引っかけるという特徴を活かせるからです。
引き戸の場合ドアを引くことで開けますが、チューブラ錠は引っ張る力に強く、防犯性能を高めてくれるからです。
プライバシーをしっかりと守ることができ、トイレだけでなく浴室でも使われます。
スライド錠
スライド錠もチューブラ錠と同じように、ドアに付けられた受けと呼ばれる穴に鍵をひっかけて使います。
チューブラ錠の場合、レバーを回転させるなどして鎌状の部品を引っかけますが、スライド錠はスライド、つまり横にずらして鍵をかけます。
スライドさせることで金属の棒が左右に動き、穴に入ることでドアが開かなくなる仕組みです。
トイレでもよく見られるタイプで、簡素な作りながら住宅内部の鍵としては非常に便利です。
操作もスライドするだけと簡単で、小さなお子さんから高齢者の方まで、誰でもすぐに使えるのも利点です。
箱錠
ケースロックとも呼ばれるタイプで、小さな箱の中に錠前本体が収納されているような形です。
箱の中には複雑な構造の錠前が取り付けられていて、防犯性能が高いのが最大の特徴です。
複雑ゆえに室内の鍵として使われることは多くはないのですが、より高い防犯性能を求めている時などに利用されます。
錠前本体が箱に収納されているので物理的な破壊にも強く、こじ開けたりすることは困難です。
インテグラル錠
箱錠と同じく箱の内部に錠前本体が収納されています。
性能としては玄関などに使われる鍵とほぼ同じレベルに達していて、防犯性能も非常に高くなっています。
玉座錠の仕組みをより複雑にしていると考えるとイメージしやすいかもしれません。
ここまで紹介してきた鍵の中ではもっとも堅牢で、たとえ室内であっても万全の備えをしておきたい方などに最適です。
一般的にはトイレの鍵としてはあまり使われませんので、もし利用するなら従来の鍵から交換する形になるでしょう。
家を建てた時など、こちらから依頼しておかなければまず取り付けられることはありません。
トイレで使われるドアノブの種類
次にドアノブの種類を見ていきましょう。
ドアノブと鍵はセットになっていることが多いのですが、厳密に言うとそれぞれ別物です。
たとえば同じドアノブであっても、タイプの違う鍵を取り付けられることもあり、鍵は鍵、ドアノブはドアノブで種類を分ける必要があります。
★丸型
★間仕切り型
★表示型
★空型
ドアノブの種類としては上記の5つが一般的です。
名前からは特徴や違いについて少しわかりにくいですが、1つずつ見ていきましょう。
丸型
ドアノブが丸い円筒状になっているタイプです。
鍵としては玉座錠が使われることがほとんどで、玉座錠と丸型はセットになっていると言えます。
ドアノブを握って回転させドアを開けます。
以前は日本の住宅ではこの丸型が主流でしたが、最近では洋風な作りの住宅も増えたことからあまり見かけなくなってきています。
たとえばこれから家を建てようという場合、トイレに限らず丸型のドアノブが使われることはほとんどないでしょう。
現在では住宅では勝手口などでよく見かけます。
間仕切り型
レバー型とも呼ばれるタイプで、横に長い長方形のレバーが取っ手として使われます。
レバーを握り下方向に下げることでドアが開きます。
丸型に変わり現在主流となっているドアノブで、多くの住宅で見られます。
特にトイレはこの間仕切りを使うというケースが非常に多く、私達にとっても慣れ親しんだタイプです。
トイレといったプライバシーを守りたい個室に最適で、操作も簡単なところが特徴となります。
表示型
ドアノブの形は丸型だったりレバー型だったりさまざまですが、共通しているのは鍵がかかっているのか、かかっていないのか目で見てわかるようになっている点です。
公共施設のトイレなどでもよく見られ、鍵がかかっているとドアノブ部分が赤く表示され、鍵がかかっていないと青く表示されたりします。
トイレで表示型を利用すると、誰かがすでに入っているかどうかがすぐに判断できます。
浴室だと音などでも入室しているか判断できたりしますが、トイレだと音もほとんどないため、表示型にしておくと便利です。
空型
空型は鍵が付いておらず、ドアノブだけの構成になっています。
当然鍵をかけることができず、基本的には鍵の必要のない部屋のドアノブとして使われます。
そのためトイレではあまり見かけることができませんが、浴室では空型を利用している住宅も見られます。
住宅の浴室は一般的に家族しか使いませんので、わざわざ鍵をかける必要はないと考えるなら空型を利用するのも良いでしょう。
ただし鍵をかけたくなった時に対応できません。
空型を利用していて鍵が必要になった場合は、後付で鍵だけを追加するか、ドアノブごと鍵付きのタイプに交換することになります。
DIYでトイレの鍵やドアノブを交換できる?
鍵やドアノブにもさまざまな種類があることがわかりました。
ではこれまで使っていた鍵やドアノブを、新しいものに自分で交換することはできるのでしょうか?
実は鍵やドアノブの交換はそれほど難しい作業ではありません。
故障などが原因で自分で対処できない場合もあるのですが、方法を覚えておけば自分で交換することも可能です。
ここからはトイレで使っている鍵とドアノブの交換方法を紹介します。
鍵の交換方法
まずは鍵を交換する方法です。
大まかな流れとしては古い鍵を取り外し、新しい鍵を取り付けるという流れになります。
作業をスムーズに行うため、以下の道具を用意しておきましょう。
★新しい鍵
★プラスとマイナスのドライバー
どちらも事前に準備しておけば作業がスムーズになります。
ドライバーに関してはネジのサイズも関係してきますので、プラス・マイナス共に複数種類があると便利です。
新しい鍵を用意する
鍵を交換するためには新しい鍵が必要になります。
トイレで使っているドアに合うタイプをホームセンターなどで購入しておきましょう。
元々使っていた鍵と同じメーカーのものを選ぶのがおすすめです。
鍵の種類は豊富で、性能も価格もバラバラです。
どんな鍵を求めているのかを整理し、ベストな鍵を選びましょう。
ドライバーを使って古い鍵を取り外す
最初に古い不要な鍵を取り外さないといけません。
多くの鍵はネジで止められていますので、ドライバーを使ってネジを外せば鍵本体も取り外せるようになっています。
慎重にネジを回しながら、本体をドアから完全に取り外しましょう。
新しい鍵を取り付ける
購入した鍵に付属している取扱説明書をよく見ながら、鍵をドアに取り付けていきます。
基本的には古い鍵を取り外した場所に、取り外した時とは逆の手順で新しい鍵を取り付けていくことになります。
ネジをすべてしっかり止め、ぐらついたりしていないことを確認したら、ドアを閉めて鍵の操作をしてみましょう。
問題なく鍵を施錠・解錠できれば完了です。
ドアノブの交換方法
ドアノブの交換も、基本的な部分は鍵の交換と同じです。
そもそもドアノブと鍵は一体化していることも多いので、自然と交換方法も共通してきます。
ドアノブ交換に必要となる道具を以下の通りです。
★新しいドアノブ
★プラスとマイナスのドライバー
★採寸用のメジャーや定規
やはりドライバーがあれば作業できますが、採寸用のメジャーや定規も必要です。
これは古いドアノブのサイズを測り、その大きさに合った新しいドアノブを見つけるためです。
交換用ドアノブについて
新しいドアノブを購入するわけですが、どんなドアノブでも良いというわけではありません。
元々のドアノブと同じサイズに収める必要がありますから、あらかじめメジャーや定規でサイズを図っておき、メモしておきましょう。
そのサイズを参考に交換用のドアノブを探します。
まったく違うサイズのドアノブに交換することも不可能ではありませんが、自分で作業するのは困難です。
DIYの範疇で行うのなら、サイズは同じ方が簡単で手間もかかりません。
古いドアノブを取り外す
準備ができたらドライバーでネジを外し、不要になったドアノブを完全にドアから取り出します。
ネジをすべて外せば取り外し可能で、難しい作業ではありません。
ドアに傷を付けたりしないよう注意しながら作業を進めれば初めてでも特にトラブルは起きないと思われます。
新しくドアノブを取り付ける
ドアノブを外した箇所に新しいドアノブを取り付けていきます。
こちらもネジを締めていくだけで取り付け可能ですので、ドライバーがあればすぐに行なえます。
各ネジをしっかりと締め、ぐらついたりしていないかを見ながら作業を進めましょう。
取り付けが終わったらドアを操作してみて、開け閉めができるかを確かめます。
特に問題が見られなければ完了です。
鍵やドアノブの値段は?
鍵やドアノブを交換するには新しいものを用意しなければいけません。
では鍵やドアノブを購入する場合、どのくらいの値段で売られているのでしょうか?
具体的な値段については、商品ごとに違いますし、販売店でもそれぞれ多少の差が出ます。
そのため明確にこのくらいのお金がかかるというのは言えません。
鍵・ドアノブ共に安いものなら数千円くらいで購入できますが、高いものだと数万円になったりもします。
もう少し具体的にすると、安いものなら3,000円から6,000円くらい、高いものだと20,000円から40,000円くらいのものが販売されています。
自分で交換する場合、業者に依頼するより安くなるのが1つの利点ではありますが、それでも購入する種類によっては数万円はかかってしまうと想定しておきましょう。
安いものは経済的な負担は少なくて済みますが、ドアノブなら鍵の付いていないタイプだったり、鍵であっても構造がシンプルで防犯性能が低かったりします。
トイレは玄関ドアほどの防犯性能は必要ないことが多いですが、それでもある程度の防犯性能があると安心できます。
十分な予算を組んだうえで、理想の鍵・ドアノブに交換しましょう。
自分で鍵やドアノブの交換ができない場合はどうしたら良い?
トレイの鍵やドアノブの交換は自分でも行えますので、方法について紹介しました。
ですがDIYの経験がない方や、面倒で自分ではやりたくない、破損などで自分で交換するのが難しい場合なども考えられます。
もし自分で交換ができない場合は、やはりプロの業者に依頼することになります。
業者に来てもらい、新しい鍵やドアノブに交換する作業を行ってもらいます。
鍵の交換はもちろん、ドアノブの交換もいわゆる鍵屋さんがやってくれます。
ドアノブは厳密に言うと鍵ではありませんが、鍵とセットのものなので対応範囲に含まれるのです。
鍵やドアノブの交換を業者にやってもらう場合は、お住いの地域にある鍵屋さんに相談してみましょう。
業者に依頼するメリット
自分でも交換可能な鍵やドアノブですが、業者に依頼する意味はあるのでしょうか?
業者に交換してもらうと部品代だけでなく、作業代や出張代なども発生しますので、費用面では余計にかかってしまいます。
ですが同時にメリットもありますので、メリットを把握したうえで業者に依頼するかどうかを判断しましょう。
そのメリットというのは以下のようなものです。
★作業が正確
★あらゆるタイプの鍵・ドアノブに対応してもらえる
以上です。
この2つのメリットはとても大きく、自分で交換作業する場合にはなかなか対応できない部分でもあります。
確かな技術と知識で正確に交換してくれる
業者はプロですから鍵やドアノブの交換に関して、確かな技術力と知識を持っています。
私達が自分でやる場合、どうしても技術や知識が不足してしまいますので、失敗の可能性も高くなります。
上手く交換ができなかったり、ドアに傷を付けてしまうというケースも少なくありません。
チャレンジしたけど交換できなかったトラブルを防ぐためにも、業者に依頼するのは良い方法です。
作業に慣れたスタッフが家まで駆け付けてくれ、正しく交換を行ってくれます。
自分で交換するのに不安がある場合は、無理をせずに業者に相談しましょう。
どんな鍵やドアノブにも交換可能
鍵やドアノブの種類によっては、自分で交換するのが難しいタイプもあります。
特に防犯性能が高いなど、高性能な鍵は構造も複雑なため、どうしても交換が難しくなってしまいます。
トイレですので簡素な構造の物でも良いというなら別ですが、単純に防犯性能だけでなく使い勝手やデザインなども鍵・ドアノブ選びには関係してきます。
これだと思った鍵やドアノブが必ずしも自分で交換できるとは限りません。
業者であれば基本的にどんな鍵やドアノブであっても交換してくれます。
選択肢の幅が広がり、より理想的な鍵やドアノブを見つけられます。
費用の面だけを見るなら業者に依頼するというのはデメリットもありますが、メリットもあるので総合的に判断しなければいけません。
業者はどうやって選ぶべきか
業者に交換を依頼する場合、まずは実際に作業してもらう業者を決めなければなりません。
全国にたくさんの鍵屋さんがありますので、そこから1つを選ぶというのは意外に大変なことです。
信頼でき、安心して任せられる業者を見つけるのが理想ですが、どうやって選べば良いのでしょうか?
ここからは業者選びのコツを見ていきます。
業者選びをする際、注意したいポイントがいくつかあります。
★作業にかかる料金
★キャンセル料の有無
★保証制度について
★アフターケア・アフターフォローはしっかりしているか
★丁寧に対応してくれるか
これらのポイントを意識しながら業者選びをすれば、良い業者を見つけやすくなります。
どれも重要な要素ばかりなので、必ずチェックするようにしましょう。
作業にかかる料金について
鍵やドアノブの交換をしてもらうには、料金を支払うことになります。
業者に依頼した場合の料金の内訳としては以下になっています。
★鍵・ドアノブ本体などの部品代
★作業料
★出張料
この3つの料金が発生し合計したものが私達が最終的に支払う料金となります。
当然安い方が負担も少なくて助かるのですが、料金の安さだけに注目するのは良くありません。
理想としては事前に詳しい見積もりを出してもらい、なぜ最終的な料金がその額になったのかを知ることが大切です。
部品代はいくらなのか、作業料はいくらなのか、出張料はいくらなのかなどを細かく把握しましょう。
そのうえで自分が納得できる料金であれば、契約という流れになります。
料金をしっかり確認しておけば、あとでトラブルになるような事態も避けられますし、安心して作業をお願いできます。
まずはいくつかの鍵屋さんに状況を説明し、見積もりを出してもらいましょう。
面倒に感じられるかもしれませんが、複数の業者から見積もりを出してもらって比較すれば、同じ作業でも安く、そしてしっかり作業してくれる業者が見えてきます。
キャンセル料の有無
1度は交換をお願いしたものの、やっぱり自分でやろうと思ったり、交換そのものを中止するというケースも考えられます。
もし交換作業をキャンセルする場合に、キャンセル料がかかるのかどうかも必ず事前に聞いておきましょう。
あとでキャンセル料が必要だと請求されてしまうと、お金を無駄にしてしまいます。
キャンセル料がかかるかどうかは各鍵屋さんで対応が違うため、確認しておかないと思わぬ事態になってしまいます。
やはりキャンセル料の不要な業者の方が便利です。
絶対にキャンセルしないというなら特に気にする必要はありませんが、何があるかわからないのでキャンセル料の有無もチェックしておくべきでしょう。
万が一のための保証制度
めったにないことですが、鍵やドアノブの交換中に壊してしまうこともあります。
鍵やドアノブが壊れることや、ドアが壊れてしまうなどのトラブルが絶対にないとは言えません。
そこで業者も保証制度を設けて万が一の事態に備えていることがあります。
保証制度がある場合、たとえ交換中に壊れてしまったとしても、その費用を業者が保証制度を利用して支払ってくれます。
業者のミスで壊れてしまった場合、たとえ保証制度がなくても業者側で負担してくれるでしょうが、業者によっては弁済してくれない可能性もあります。
自分で費用を負担するとなれば大きな出費になってしまうので、保証制度があるかどうかもチェックしておきたいポイントとなります。
保証制度がある業者なら万が一の事態になっても金銭面の心配をしなくて済みます。
そもそも壊れるなどのトラブルは極稀にしか起きませんが、それでもいざという時に備えるのは重要です。
アフターケア・アフターフォローがあると安心
鍵の交換が問題なく終了し安堵していても、あとになって問題が発生するケースも見られます。
実は取り付けが上手くいっていなかったとか、すぐに壊れてしまったという場合などです。
業者によってはアフターケアやアフターフォローが充実していて、交換後になにかあった場合もすぐに駆け付けて対応してくれます。
ある程度期間が設けられていますので、いつまでもというわけではありませんが、後日でも対応してもらえるのは大きなメリットです。
業者選びをする時はアフターケア・アフターフォローについても確認しておきましょう。
たとえば交換後1ヶ月は無料で対応してくれるといった業者なら、いざという時も安心です。
自分では対応できない事態も考えられますので、改めてプロに対応してもらえるかどうかは重要です。
丁寧な対応は大切
交換を依頼する時、電話なりメールなりでお願いすることになります。
そこで業者側のスタッフに対応してもらうわけですが、この時に丁寧に対応してくれるかも重要なポイントです。
やはり適当な対応・雑な対応をされると嫌な気持ちになりますし、信頼できなくなります。
対応が悪いから技術も低いとは限りませんが、電話やメールでの対応も仕事の1つだと考えれば丁寧な対応をしてくれる業者は良い業者の確率が高いと言えます。
最初に相談をした時、この業者なら信頼できると感じるかどうかはチェックしておきましょう。
もし対応が悪く、不安を覚えるようなら別な業者に相談するのがおすすめです。
業者はたくさんありますから、焦って決める必要はまったくありません。
いくつかの業者の話を聞いてみて、1番信頼できると感じる業者を選ぶようにしましょう。
そうすれば業者選びで失敗することもなくなります。
鍵やドアノブ交換の費用相場は?
具体的な費用は業者によって違います。
また、新しく取り付ける鍵やドアノブの種類によっても違うため、明確なことは紹介できません。
ですが交換費用には相場があり、相場が参考になります。
ここでは鍵やドアノブの交換にかかる費用について、相場を紹介していきます。
相場と実際に見積もりを比較し、高いか安いかを判断しましょう。
安いにしろ高いにしろ、相場からあまりにもかけ離れている場合は適正な料金でない可能性があります。
安すぎる場合は作業の質が悪くなるかもしれませんし、高すぎる場合は不当に料金を請求されているかもしれません。
交換にかかる費用の相場を把握し、適正料金で作業してくれる業者を見つけられるようになりましょう。
鍵の交換にかかる費用の相場
鍵の交換についてですが、まずはトイレの鍵を交換する場合で見てみましょう。
トイレの鍵の場合、比較的シンプルなタイプが使われることが多いので、相場は部品代は3,000円ほどから8,000円ほどとなります。
10,000円を切る結果になっており、部品代だけですが、鍵の交換として考えると安価なのが特徴です。
玄関ドアの鍵の交換だと何万円にもなることも多いので、比較すれば安いことがわかると思います。
ただしこれはあくまでも相場です。
高性能な鍵に交換するなら玄関ドアと同じくらいの費用になることもあり、最終的な金額は選んだ鍵によっても変わります。
まずは相場を参考にしながら業者に相談してみましょう。
また、業者によっては部品代と作業代や出張代を別に提示してくる場合もあります。
安いと思ってもそれは部品代だけの話で、作業代や出張代をプラスすると最終的な費用がもっと高額になるというケースもあるでしょう。
費用の内訳についてもしっかり確認することが大切です。
ドアノブの交換にかかる費用の相場
ドアノブ交換の場合、鍵も交換するかどうかで金額が変わってきます。
まずドアノブだけを交換し鍵は交換しないという場合、部品代の相場は20,000円ほどから30,000円ほどです。
鍵も一緒に交換する場合、鍵の費用も追加されますので相場は30,000円から40,000円ほどとなります。
鍵を交換するだけに比べると若干相場が高いのがわかります。
ドアノブは鍵が一体になっていることも多く、比較的手間がかかるということでしょう。
作業の手間がかかる分が料金に反映されている形です。
鍵の交換でも言えることですが、相場からあまりにもかけ離れている料金を提示してくる業者は少し不安が残ります。
安ければ良いというものでもないので、基本的には相場に収まる金額を提示してくる業者を選びましょう。
ドアノブも鍵も生活に密着した重要な物です。
業者選びは費用を気にしつつ、慎重に行う必要があります。
ドアノブの交換の場合も、相談した時に費用の内訳を確認し、こちらでもなぜ提示された金額になったのかを理解できるようにしておきましょう。
トイレの鍵・ドアノブは自分でも交換が可能です。
古くなって劣化している場合や、防犯性能を高めたいなどの理由で新しくしたい場合は、自分で交換することも含めて検討してみましょう。
自分で交換すれば手間はかかりますが費用は最小限に抑えられます。
ただし、失敗したり壊したりする可能性もあり、不安なら業者にお願いするのがベストな方法です。
業者に任せる場合は、費用をしっかりと確認し、相場に収まっているかも見ながら信頼できる業者を探しましょう。
丁寧に作業し、なおかつ料金も適正であれば安心して作業を任せられます。
業者選びにはいくつかのポイントがありますので、ポイントを意識しながら探せば理想の業者が見つかります。