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カテゴリー:鍵の種類・特徴

鍵で使われている素材いったい何?

目次

毎日、何気なく使っている鍵は、「今もバッグの中に入っている!」という方も多いはずです。 非常に身近で、しかも重要なアイテムにも関わらず「いったいどのような材料から作られているのか」を考えたことがある方は少ないでしょう。 鍵に使われている素材の名前、そしてその特徴や、鍵に使われている理由について説明します。 身近な「鍵」について、より知識を深めてみましょう。

鍵で使われている素材(金属)は何が多い?

ドアの鍵

「鍵」と一言で言っても、数多くのメーカーがそれぞれ特徴を持った鍵作りに励んでいます。 その特徴も、そして材料となる金属もそれぞれで異なっています。 そうした中でも、多く使われている材料が「真鍮」です。

特に鍵屋さんなどで作ってもらう合鍵などは、この「真鍮」から作られるケースが多くあります。

「真鍮」以外には、「白銅」(銅とニッケルの合金)が使われているケースもあります。 身近なところでは500円玉硬貨の原料となっているのが、この白銅で、特に鍵メーカー純正の鍵は、こちらのタイプが多いようです。

真鍮とは、いったいどのような金属なの?

ここで気になるのが、「鍵の材料に使われている真鍮とは、いったいどのような金属なのか」という点です。

真鍮は、銅と亜鉛の合金の中でも、亜鉛が20%以上含まれているものを指します。 身近な物でいうと、5円玉硬貨は、この真鍮で作られています。

適度な強度を持ち、さまざまな形へと容易に変形させることができる金属として、約350年前から世界中で広く使われるようになりました。 研究者たちが唱える説の中には、さらに昔の時代から、真鍮はさまざまな役割を果たしてきた、という説もあります。

現代の日本でも、仏具や金管楽器、精密機械の部品など、幅広い分野で使われています。 銅と亜鉛の配合割合によっては、金に近い風合いを持つ金属になります。 見た目の華やかさを重視したい各種製品にも、活用されています。

なぜ真鍮の素材が使われるのか

掃除のイメージ

古い時代から人々の生活の中に浸透していた真鍮。 なぜ鍵作りに活用されるようになったのか、真鍮が持つ特性と共に理由を4つ紹介します。

理由1:適度な強度があること

鍵は毎日刺したり抜いたり回したり…と、意外とハードな役割をこなすアイテムです。 さらに使用上の意味を考えると、「簡単に壊れるもの」であっては困ります。 鍵の素材には、ある程度の「強さ」が求められます。

しかし「強ければ強いほど良いのか」と問われると、そういうわけではありません。 鍵に使われている金属が強ければ強いほど、シリンダーに入れて回したときに、内部に与えるダメージは強くなってしまうでしょう。

鍵は無事でも、シリンダーの内部が破壊されてしまえば、当然開閉は不可能になってしまいます。

だからこそ重要なのが「日常的な使用に耐えられ、なおかつ内部へのダメージを最小限に留められる素材」を選び、使うということです。

真鍮には適度な強度がありますが、ほかの金属と比較すると、「非常に強い」というわけではありません。 この絶妙な匙加減が、鍵作りに適していたと考えられます。

理由2:容易に形を変えられること

先ほども解説したとおり、真鍮の特徴の一つは「比較的容易に形を変えられる」という点です。 専門的な言葉で「展延性を持つ金属」と言います。

鍵の仕組みは非常に複雑で繊細なものです。 シリンダー内部でピッタリと合い、施錠や開錠できる鍵を作るためには、非常に繊細な作業が求められます。 加工しやすい真鍮であれば、鍵のように小さく、複雑な形状であっても再現することが可能です。

理由3:滑りが良い金属だから

鍵はシリンダーに差し込み、くるりと回転させることで、施錠したり開錠したりします。 このとき、鍵がなめらかに動かなければ、使用者はストレスを感じてしまうでしょう。

無理矢理動かすことで、鍵やシリンダーの破壊など、トラブルにつながる可能性も否定できません。

真鍮はもともと、滑りの良い金属として知られています。 ベアリングなど、さまざまな工業製品として活用されているのも、この「滑りの良さ」を評価されているからこそ。 鍵作りにおいても、こうした金属の特性が生かされているというわけです。

理由4:錆びにくい!

毎日使う鍵は、非常に過酷な環境の中でも、毎日変わらずにお仕事をしています。 しかし冷静に考えると、「あれ?」と思う方も多いはずです。

日常生活を送っていると、さまざまな「金属」を目にしますが、きちんとメンテナンスされずに放っておかれた金属には「サビ」が浮き、使えなくなってしまうものも多くあります。

真鍮は、他の金属と比較すると錆びにくいという特徴があります。 鍵が錆びついてしまい、鍵穴の中で回らなくなった!なんてトラブルも予防することができるでしょう。

長期間使っていると、さすがに軽度なサビが生じることがありますが、専用のサビ落としを使うことで、すぐにきれいにできます。

これら4つの理由で、鍵には真鍮が多く使われています。 鍵というアイテムが持つ意味や、安心・安全に使い続けられることを考慮して、素材が選択されています。 普段何気なく手にしている鍵ですが、非常に奥が深いことを、お分かりいただけることでしょう。

車の鍵も真鍮が多い?

電話する女性

ここまでは主に家の鍵について解説してきましたが、車の鍵についてはどうなのでしょうか。 実は車の鍵の材料にも、真鍮が多く使われています。 理由はおおむね、家の鍵と同じです。

真鍮製の鍵にメッキが施され、より使いやすい状態に加工されています。 適度な柔らかさや使いやすさ、そして加工のしやすさは、車の鍵にとっても欠かせないポイント。 真鍮はあらゆる鍵にピッタリの素材だと言えます。

複製された鍵(スペアキー)の素材はどうなる?

これから合鍵を作ろうと考えている場合には、どのような素材で鍵が作られるのかも気になるところです。 鍵の作成を依頼する場所によっても異なりますから、状況別に解説します。

ケース1:鍵屋さんにお願いする場合

街の鍵屋さんなどで合鍵作成を依頼する場合には、真鍮を使って合鍵を作られるケースが多いです。 加工がしやすく、合鍵を使う人にとってもメリットが大きいためです。

ケース2:鍵のメーカーに依頼をする場合

鍵のメーカーに鍵の複製を依頼すると、オリジナルキーと同様の製法・素材を用いて作られた純正キーが届けられます。 オリジナルキーが白銅製であれば、複製した鍵も白銅製のものとなるでしょう。

メーカー製品だけあって安心感は抜群ですが、依頼に手間や時間がかかるなど、デメリットもあります。

合鍵を作るときにどのような素材で作られるのかは、依頼先によっても異なるというのが実情です。 気になったときには、「どんな素材で作ってもらえますか?」と問い合わせてみるのも良いでしょう。

まとめ

ドアの鍵

毎日手にしているはずなのに、意外とその「正体」にまでは目を向ける機会がない「鍵」。 しかし素材として使われている金属について知ってみると、「鍵」としての性能を維持していくために、さまざまなことが考えられていることがわかります。

長年の経験と知識の中で、壊れにくく使いやすく、トラブルが少ないことを突き詰めた結果が、今使われている素材なのでしょう。

とはいえ、鍵の素材として使われている金属も、「いつまでも万能」というわけではありません。 使い続けていくうちに、徐々に劣化していってしまいます。

必要なときにきちんと使えるよう、普段からメンテナンスはしておきましょう。 また時期が来たら新しいものへと交換することも、安心・安全のためには欠かせないポイントです。

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