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カテゴリー:防犯対策

空き巣(泥棒)の手口から学ぶ対策方法と手段

目次

空き巣や泥棒が使う手口は、ピッキングやサムターン回し、ドアやガラスを破るなど、状況によって様々です。 ここでは空き巣や泥棒が使う手口や、その対処法を具体的に紹介します。

マンションにおける空き巣の手口とは

家のイメージ

ピッキング

マンションでの空き巣や泥棒の手口は、ピッキングによる玄関ドアからの侵入が最も多数です。 ピッキングとは、「ピック」や「テンション」と呼ばれるカギ以外の道具を使い、錠前を破損させずに開錠することを指します。

ピッキングには、法的な規制があります。 「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律」、俗に言う「ピッキング防止法」という法律では、カギ屋さんや錠前技師など正当な理由を持たない人が、ピックやテンションなど特殊開錠用具を購入したり所持したりすることはできない、とされています。

このように、本来は本職のカギ屋さんのみが業務の一環として行うことができるのがピッキングですが、一般人からすると空き巣や泥棒などの犯罪現場で用いられるイメージの方が強いかもしれませんね。

しかし、ピッキングはひと昔前の泥棒が使っていた手口じゃないの?と思う方もおられるかもしれません。

実際には、ピッキング犯罪は今でもまったく廃れていません。 ピッキングは小さな道具で開錠可能な方法で、音もほとんど立てないことから、現在でも空き巣や泥棒が侵入する際の常套手段となっているのです。

しかもピッキングの場合、侵入のために破壊行為を必要としません。 つまり、侵入された痕跡がほとんど残らないため、被害に遭っていることにしばらく気が付かないということもよくあるのです。

安価で流通量が多いピンシリンダータイプやディスクシリンダータイプのカギは、早い場合だと10秒足らずで開錠されてしまうこともあります。

特に、カギ穴が「く」の字型をしているディスクシリンダータイプは開錠が最も容易であるため、ピッキング犯が最も狙うカギとなります。

ピッキングによるマンションでの空き巣や泥棒の被害は、平日の昼間が最も多くなっています。

特に午前中は、専業主婦なども買い物や送迎で不在にすることが多く、留守宅率が非常に高いために被害が集中しています。 人通りの少ないところにあるマンションだけでなく、通行量の多い幹線道路沿いのマンションでも被害が多発しています。

人や車の通りが多い場所だから、カギをかけないでもちょっと留守にするくらいは大丈夫、という油断をしやすいことを逆手に取った大胆な犯行と言えます。

ちなみに、オートロックのマンションでも油断はできません。 オートロックマンションでは、ひとつのカギでエントランスや共用部分、個別の入居スペースの玄関錠も開けることができるという「逆マスターキー」システムを採用していることがあります。 しかし逆マスターキーは利便性が高い反面、ピッキングには弱いという面もあります。

さらにマンションの場合は、隣近所との付き合いが希薄なことも多いものです。 隣の部屋の前でカギ穴を探っている犯人を見ても、その部屋の住人かもしれないと思い、見逃してしまった、という事例は多数あります。

留守宅率も高いうえに、最悪見つかっても住人のように振る舞ってごまかせるという利点もあることから、立地や規模に関わらずマンションは空き巣や泥棒に狙われやすいと言えるでしょう。

サムターン回し

ピッキングと並んで空き巣や泥棒が利用する手段が、サムターン回しです。 サムターンとは、家の中からカギを開ける際に回すつまみのことを指します。

サムターン回しの手口では、カギ穴横にドリルなどで穴を開け、そこから金属棒や針金などを差し込んで、内側のサムターン部分を回して解錠します。

ドアに郵便受けが付いている場合は、そこから道具を差し込んでサムターンを回そうとする場合もあります。 ピッキングと異なり、ドアを破壊する必要があり音も立てることになる手口です。かなり手荒な手口と言えるでしょう。

ガラス破り

窓ガラスやガラス戸も、侵入口となり得ます。 単純な手口では、窓ガラスやガラス戸を割り、そこから手や道具を差し込んでカギを開けるものがあります。

ガラス専用のカッターなどを用いてガラスの一部分だけを丸く切り取るものや、ガラス全体を切り抜くことで窓を開けずに侵入する手口も横行しています。

ドア破り

ドアの隙間にバールなどを差し込み、こじ開けて破壊することで侵入する手口です。 最も原始的な手口ではありますが、人気の少ない別荘地や高い塀で囲った豪邸など、人目を気にしないで犯行におよべる場所では今でも見られる手口です。

合い鍵で侵入する手口

植木鉢や玄関マットの下、牛乳箱や郵便受け、その他の屋外に自宅の合いカギを置いている場合は要注意です。

空き巣や泥棒は、侵入することのプロです。 自分では意表を突いた場所に隠したつもりでも、彼らはいともたやすく見つけてしまうでしょう。

施錠していない場所から侵入する手口

人通りの多い場所の住宅では、少しの間だとカギをかけずに出かけてしまうかもしれません。 回覧板を届けたり、ゴミを捨てにいく数分間でも油断は禁物です。 どこで空き巣や泥棒が見ているかは分かりませんから、絶対に無施錠で出かけるのはやめましょう。

具体的な空き巣(泥棒)対策と手段とは

マンション

ピッキング対策として

自宅のカギがピンシリンダーやディスクシリンダーであるなら、CP認定錠などのピッキングに強いカギに交換しましょう。 暗証番号で開錠する電子ロックキーや指紋認証キーなども、カギ穴がむき出しにならないためピッキングに対して非常に効果的です。

サムターン回し対策として

サムターンの周囲にカバーを取り付け、外部からサムターン部分を操作できないようにすることができます。 また、押しながら回さなければ開錠できないタイプのサムターンへ交換するのも良いでしょう。

玄関ドアにできる対策として

可能なら、「ワンドア・ツーロック」としましょう。 名前の通り、ひとつのドアにメインのカギと補助のカギの2つのカギを付けましょう、ということです。

空き巣や泥棒は、開錠するのに時間のかかりそうな物件を避けます。 扉の前にいる時間が長いほど、見つかるリスクが高くなるためです。

CP認定錠など最新式のカギをメインとし、ダイヤル式のものなどを補助カギとして追加するのも良いでしょう。

また、引っ越しなどでカギは交換せずに入居する条件の場合は、入居前にカギを交換したい旨を大家さんに相談しましょう。

無断で交換するのはよくありませんが、防犯上の理由で交換したいという相談に対し、「ダメです」という大家さんはまずいません。 費用はこちら負担になる可能性も高いですが、自分や家族の安全を買うと思えば安いものです。

窓ガラス・ガラス戸にできる対策として

窓ガラスも、空き巣や泥棒が侵入する経路となります。油断せずに対策をしましょう。

窓ガラスのカギをロック付きクレセント錠に交換したり、下部には補助カギを取りつけることができます。 これだけでも突破しなければならない関門は2つとなり、空き巣や泥棒が避けやすい窓になります。

また窓ガラスを割って侵入されることを防ぐため、防犯フィルムを貼ることもできます。 もし予算が許すなら、防犯ガラスに変えてしまうのもさらに効果的です。

小さめの窓であれば、外側から格子を取りつけてしまうこともできます。 物理的なバリアがあると、空き巣や泥棒は自然と避けていくでしょう。 ただし賃貸物件の場合は、取り付け前に大家さんに相談しましょう。

まとめ

玄関ドア

空き巣や泥棒対策のためには、ドアや窓ガラスの錠を最新のものにすることはもちろん、カギの交換を怠らないことや、玄関まわりに不用意に合いカギを置かないことで「侵入しにくい家」にすることが大切です。

人通りの多いところにある家でも、マンションの高層階であっても、絶対に空き巣や泥棒の被害に遭わない家はありません。 「うちはきっと大丈夫」と思わず、万全の対策を講じましょう!

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