鍵交換、最適な鍵の選び方。住宅・事務所・シェアハウスの場合

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カテゴリー:鍵の作成

玄関の鍵が壊れてしまったり、開けにくくなったりして鍵を交換する必要がある場合、せっかくなら新しい機能がついた鍵に取り替えたいと考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、機能が複雑な鍵が簡単に取り付けられるのかをご存知の方は少ないと思います。

また、玄関の鍵の取り付けで重視したいのは、防犯機能の強化です。

一般家庭と事務所や集合住宅では、それぞれ適している鍵が変わってきますので、鍵の種類と場面別の選び方について見ていきましょう。

家の玄関まわりの防犯を強化したい!

玄関回り

一般家庭で使われる鍵にもいろいろな種類があります。特に玄関の鍵は防犯上もっとも重要なものなので、安全・安心な生活を送るうえで欠かせません。

一般的に、玄関で使われる扉は押したり引いたりして開けるドアタイプであることが多いです。そんなドアに取り付けることができ、かつ防犯機能を強化できる鍵に「シリンダー錠」があります。

シリンダー錠

シリンダー錠にもいろいろあって、防犯性が高いといわれるディンプルシリンダー錠、それなりの防犯性と価格を重視したピンシリンダー錠やロータリーディスクシリンダー錠など、さまざまな選択肢があります。

引き違い戸錠

また、和風の戸建てなどでよく見かける玄関の扉には横に引いて開ける引き戸タイプもあります。引き戸タイプの玄関扉の鍵を交換するときには、引き違い戸錠を検討することになるでしょう。

引き違い戸錠で注意したいのは、シリンダーだけを交換すれば新しい鍵が取り付けられる場合と、鍵全体の交換が必要な場合があることです。

さらに、古い引き違い戸錠は部品を製造していないことも多く、ほかの鍵を交換するときには加工が必要になるので、専門業者に依頼することになります。また、防犯性をより高めたいと考えたときは、ディンプルシリンダー錠を引き戸に交換できることもできるので検討してみるとよいでしょう。

ディンプルシリンダー錠

ディンプルシリンダー錠は防犯対策として各メーカーがさまざまな工夫を凝らしています。まず、空き巣などのピッキング被害が心配なときは、ピンの数ができるだけ多い鍵を選ぶとよいでしょう。ピンの数が20本以上あると空き巣は10分以上かけても鍵を開けることができないので諦めるといわれています。

また、勝手に合鍵を作られないようにしたいときは登録制シリンダー機能のものを検討しましょう。それでも、鍵穴を壊されて空き巣に侵入される恐れがないとはいえません。その場合は、ドリリング防止対策が施されたディンプルシリンダー錠もあります。

事務所など大人数が出入りする玄関の鍵、防犯効果を高めるには?

一般の家庭であれば出入りする人数は限られているので、ディンプルシリンダー錠を取り付ければ防犯効果を十分高めることができます。一方、事務所など不特定多数の人が出入りする玄関は、さらに防犯効果を高める必要がありそうです。

出入りするすべての人にキーを貸し出すことが難しい場合もあるので、鍵の選び方には十分注意しましょう。

事務所でよく見られるタイプの鍵は、電気錠(電子錠)です。カードキーなどを使ってロックを解除し入室します。空き巣によるピッキング対策もある程度期待できます。

しかし、新たに電気錠の取り付けを検討する場合には扉に穴をあけるなどの加工が必要です。電気配線工事ができる業者に依頼して取り付けてもらいましょう。

電気錠を導入することで防犯効果が高められる理由としては、ディンプルシリンダー錠などのようにシリンダー自体が存在しないことがあげられます。

シリンダーがあると登録制シリンダーを導入していない限り、キーナンバーがわかってしまえば簡単に複製のキーを作ることができます。複製されたキーを使うと数秒もあれば鍵は開けられてしまいます。

また、鍵がこじ開けられた形跡も残らないので空き巣に侵入されたことさえ気づかないというケースもあるでしょう。シリンダーのない電気錠はキーの複製を作ることが容易でないため、防犯対策としてはさらに有効といえるでしょう。

シェアハウス、民泊施設などの集合住宅の玄関に適した鍵は?

集合住宅

シェアハウスや民泊施設など集合住宅では利用する人が頻繁に入れ替わります。そのため、ディンプルシリンダー錠を導入したとしても、キーを不特定多数の人に渡すわけにもいかず、万が一複製のキーが作られたら防犯対策としてはかなり不安が残ります。

電気錠を導入すれば複製のキーを作ることは難しいですが、キーの受け渡しをどうするかという問題は残ります。

集合住宅でキーの受け渡しを効率化し防犯対策を高めるためには、キーが必要のないキーレス錠が特に適しているといえるでしょう。キーレス錠には電気が不要なタイプもあるので、電気配線工事は必ずしも必要ではありません。

また、防犯面においては暗証番号を入力しないと開錠できない鍵や、指紋認証に対応した鍵などがあるので検討してみるとよいでしょう。指紋認証においては、数十人分の登録が可能なキーレス錠もあります。

しかし、シリンダー錠の玄関をキーレス錠に変更しようとする場合は、扉に穴を新たにあけて加工しなければなりません。キーレス錠の種類によっては部品も手に入りやすいため自分でもできそうと思うかもしれませんが、実際のところ取り付けはそれほど簡単ではありません。

穴をあける場所を間違えてしまうと原状回復するにも時間とお金がかかってしまうことになるでしょう。そのため、専門業者に依頼したほうが確実といえます。

まとめ

まとめ

玄関の鍵は一般的な家庭、事務所、集合住宅などの用途によって選び方が異なります。さらに、防犯対策はどのような場面であっても気になるものです。鍵にはさまざまな種類があるので、価格や機能を総合的に考えて取り付けましょう。

また、取り付け時に特殊な電気工事や穴あけ加工が必要になることも多いので、信頼できる専門業者に依頼することが大切です。

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