鍵入るけど回らない原因!玄関の鍵・ディンプルキーが回らない

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部屋に入ろうとしたのに鍵が回らなかったり、固くてなかなか回せなかったりして困った経験のある人も多いでしょう。
そんなときに慌てないためには、鍵がそのようになってしまう原因と、対処法をあらかじめ知っておくことが大切です。
そこで今回は、鍵のトラブルに困らないためにはどうしたらよいのか、詳しく解説しましょう。

鍵が回らない原因とは?

摩耗した沢山の鍵のイメージ

鍵が回らなくなってしまう原因としてはいくつか考えられます。
第一の理由としては、内部構造のゴミや錆つきが挙げられるでしょう。
鍵穴の中のシリンダー錠は複雑な構造をしているので、わずかなゴミやホコリ、錆つきが原因でシリンダー部分が磨耗してしまうことがあります。そうすると、鍵とのかみ合わせが悪くなってしまうのです。

その逆のパターンとして考えられるのが鍵の磨耗です。シリンダー錠には問題がないものの、鍵が磨耗してしまっていたり歪んでしまっていたりすることでかみ合わせが悪くなっていることも考えられます。
そのほか、たとえばスペアキーを鍵屋さんなどで複製する際、その鍵屋さんの技術が低いと、最初のうちは問題なくても次第にかみ合わせが悪くなってきたりします。
そうして複製した鍵を元にしてさらにスペアキーを作ってしまうと、鍵とシリンダー錠とのズレはより大きくなり、故障の原因となるのです。

それらの原因以外にも、たとえばメンテナンスのつもりで鍵専用ではない潤滑油を鍵穴に流してしてしまったり、いたずらで鍵穴に針金や爪楊枝のような細いもので突っ込んでみたりといった人為的な原因も考えられます。
また、これらの原因が考えられなくても、鍵の寿命は10~15年といわれています。
何も問題がなくても経年劣化によって故障している場合も考えられますので、鍵の回りが悪くなったと感じたら早めにメンテナンスや鍵の交換を依頼するのがおすすめです。

無理に回そうとすると壊れる!

鍵が固かったり回らなかったりするとき、ついやってしまうのが無理に強い力で開けようとすることです。
しかし、そのようにすると中で鍵が折れてしまうことがあります。鍵が鍵穴の中で折れてしまった場合、その鍵を取り出すのは不可能です。そのため、そのような際には鍵シリンダーごと交換しなければなりません。

実は、鍵の交換理由として最も多いのが、この「鍵が中で折れてしまった」ケースなのです。
うまく曲がらない場合は、決して力任せにしないことが大切です。

鍵が回らないときの対処法!

実際に鍵が回らなくなったときの最も適切な対処方として挙げられるのは、プロの業者に依頼することです。
とはいうものの、状況や時間帯によってはそれができないということもあるでしょう。
また、できるだけお金をかけたくないという人も多いかもしれません。

そのような場合は、ホームセンターなどで鍵専用の潤滑油とエアダスター、それに真鍮のワイヤーブラシか歯ブラシを購入しましょう。
そして、まずはエアダスターを使って鍵穴の内部にたまったゴミやホコリを取り除きます。
その次に、真鍮ブラシや歯ブラシを使って鍵をきれいに掃除しましょう。
この2つの作業が終わったら鍵穴に潤滑油を注ぎ、鍵を差して回します。
通常はこの作業で鍵が回りやすくなるでしょう。

しかし、それでも直らない場合には鍵を抜いてみてください。
すると、鍵に茶色いものが付着していることがあります。
この茶色いものはシリンダー錠内部にできた錆です。
錆つきが原因の場合には、ここまでの作業を何度も繰り返すことで状態が改善されるかもしれません。

しかし、そういった対処法を取らなければならない時点で鍵の寿命は限界に達していると考えられます。
この先いつ同じ状況になるか分かりませんので、鍵のトラブルは自分で対処するよりも、やはり業者に交換を依頼する方が無難です。

鍵のトラブルを未然に防ぐには

鍵のイメージ

鍵は普段からメンテナンスを施しておくことで寿命を延ばすことができます。
その方法は鍵が回らない場合の対処法とほとんど同じです。
エアダスターで内部を掃除したり、鍵専用の潤滑剤を差すことが効果的です。

また、複製した鍵は非常用にして、普段はなるべく使わない方がよいでしょう。
鍵が回しにくくなったり固くなったりといった症状は壊れてしまう前のサインです。
賃貸住宅に住んでいる場合は、そのような症状が現れたらなるべく早めに大家さんや管理会社に連絡し、対処してもらいましょう。

経年劣化が原因であれば、貸主負担で治してもらえることが多いです。
一方で、持ち家の場合は、ひどい状態になる前に鍵を付け替えたり業者に依頼しましょう。

まとめ

メンテナンスの道具

鍵のトラブルは予防が大切です。
鍵は毎日使用するものです。
だからこそ、ある程度の年数が経過したら鍵のメンテナンスをしっかりしておきましょう。
鍵の開け閉めに違和感をおぼえた場合には要注意です。鍵交換などは実際に壊れてしまう前に対処しておいた方が、かかるお金も苦労も少なくてすみます。

玄関の鍵が回らない原因

もっと掘り下げたい方のために、さらに詳しく解説いたします。

玄関の鍵が回らない原因として考えられるのは、次の7種類の原因です。

★鍵を間違えている

★鍵が摩耗している

★鍵穴にホコリが溜まっている

★鍵穴に異物が詰まっている

★鍵穴と鍵の滑りが悪くなっている

★ストライクの位置がずれている

★サムターンに異常がある

まずは鍵に問題があるのか鍵穴に問題があるのか、それ以外の部分に問題があるのかを見極めて、鍵が回らない原因をはっきりさせましょう。

次の項目で1つひとつ詳しく説明していきます。

鍵を間違えている

そもそも鍵穴に鍵が入らない場合は、鍵を間違えている可能性が高いです。

いつも使っている鍵を間違えるはずがないと思いがちですが、考え事をしているときや急いでいるときなどは違う鍵を入れてしまうことも考えられます。

そのため念のため一度鍵を確認してみましょう。

また似ている鍵だと鍵が鍵穴の中に入ることもあります。

鍵穴の中に鍵が入ったのに回らない場合も、まず本当に鍵が合っているか確かめてみましょう。

もし鍵が合っていれば、鍵や鍵穴に何らかのトラブルが起こっている可能性があります。

鍵が摩耗している

次のような場合は、鍵が摩耗していることが考えられます。

★長年使っている

★最近鍵を地面に落とした

★いつも鍵をボトムスのポケットの中に入れている

★鍵穴に鍵を入れるときに突っかかりがある

長年使っていたり地面に落としたりすると、鍵の表面がすり減りやすくなります。

またポケットの中に鍵を入れている場合も、座ったときに鍵がこすれてしまいます。

少しでも鍵の形が変わると鍵をスムーズに開けられなくなるため、鍵に異常が見られないか確認してみましょう。

鍵穴にホコリが溜まっている

鍵に問題がないようなら、鍵穴に問題がないか確認しましょう。

特に鍵穴にホコリが溜まって鍵が回らなくなるケースは多いです。

鍵穴の中は狭いですが、玄関の鍵穴は外気に触れているため毎日少しずつホコリや砂が入りやすいです。

それがどんどん蓄積されると、鍵穴を詰まらせてしまいます。

またホコリや砂が入った状態で鍵を回し続けるとホコリが固まってしまうため、鍵を入れたときに回らなくなるのです。

窓を開けずに換気扇を回すことが多い場合も、鍵穴にホコリが溜まりやすくなります。

異物が詰まっている

ホコリや砂が自然に詰まってしまうだけでなく、意図的に異物を詰められるケースもあります。

例えば子供に砂や木の枝を詰められるなどです。

より悪質なケースでは他人にガムやゴミ、接着剤などを詰められることもあります。

木の枝やゴミ、ガムなどは大体鍵穴からはみ出るため、様子がおかしいことにすぐに気が付くでしょう。

しかし砂や接着剤などは、鍵穴に鍵を入れてからでないと気付きません。

そのため鍵穴を覗いたり鍵に異物の欠片が付いていないか見たりして、鍵穴に異物が詰まっていないか確認しましょう。

鍵穴と鍵の滑りが悪くなっている

鍵を長年使用していると、鍵穴や鍵の滑りが悪くなってきます。

錆が原因のこともあれば、ホコリが原因のこともあります。

急に鍵が回らなくなるわけではないため、鍵が回りにくくなってきたと感じたらすぐに対処することが大切です。

鍵穴のケアを重点的に行うケースが多いですが、鍵のケアも重要です。

鍵穴の滑りが良くなると使い心地が改善されたように感じるかもしれませんが、すぐにまた不具合を感じるようになるでしょう。

そのため鍵穴と鍵の両方をメンテナンスする必要があります。

ストライクがずれている

鍵と鍵穴に問題があるのではなく、ストライクに問題があるケースもあります。

ストライクというのは、ドアの側面に出ているラッチボルトやデットボルトを受け止める金物です。

鍵を回すとドアの側面からデッドボルトが出てきて、ストライクという金物にピッタリとはまるようになっています。

しかし以下のようなことが原因で、ストライクがずれることがあります。

★経年劣化

★鍵がかかった状態でドアを揺らして施錠状態を確認することが多い

ストライクの位置がずれるとデッドボルトがストライクに上手くはまらなくなるため、鍵が回らなくなるのです。

サムターンが回らない

ドアの内側にあるサムターンが回らなくて困っている方もいるでしょう。

サムターンとは、ドアの内側に付いているつまみです。

サムターンを捻ることで、内側から鍵をかけることができます。

つまりサムターンが故障すると、内側からは鍵をかけられなくなってしまうということです。

サムターンが回らなくなるのには、次のような理由があります。

★デッドボルトがずれている

★鍵穴が破損、変形している

サムターンだけを見てしまいがちですが、鍵穴やデッドボルトも確認することが大事です。

自分でできる修理方法

自分で鍵穴やストライク、デッドボルトの修理をするのは、難しく感じるでしょう。

しかし自分でも修理できるケースは多いです。

そのため修理方法を確認して、修理できそうだと思ったら修理に挑戦してみましょう。

ただし修理内容によっては、難易度の高い作業もあります。

また犯罪が絡んでいることもあるでしょう。

その場合は自分で何とかしようとするのではなく、修理業者や警察に連絡をする必要があります。

掃除機でホコリを吸い取る

鍵穴にホコリや砂が溜まっている場合は、掃除機を使うのが効果的です。

掃除機のホースを鍵穴に当てて、ブルブルと左右に振ってみましょう。

キャニスタータイプの掃除機よりも、スティックタイプやハンディタイプの掃除機のほうが作業しやすいです。

ただし注意点が1つあります。

掃除機に溜まっているゴミを捨ててから鍵穴に掃除機のホースを当てるということです。

掃除機の中にゴミが溜まったまま作業をすると、鍵穴にホコリが入ってしまうことがあるからです。

エアダスターを持っているのならば、エアダスターで鍵穴のホコリを取るのも良いでしょう。

鍵穴と鍵の滑りを良くする

鍵穴の滑りを良くするために効果的なのは、鍵穴専用の潤滑スプレーです。

スプレーを鍵穴に向けて少量噴射しましょう。

鍵本体のメンテナンスには、B2などの濃い目の色の鉛筆が役立ちます。

金属の滑りを良くする働きがある黒鉛が多く含まれているからです。

次の手順でメンテナンスをしましょう。

★鍵の表面や切込み部分を鉛筆でなぞる

★鍵穴に入れて滑りを確かめる

スムーズに鍵を抜き差しできるようになったら、乾いた布で鍵を拭きましょう。

ストライクを調整する

ストライクとデッドボルトの位置がかみ合わないときは、ストライクを調整してみましょう。

作業の手順を以下にまとめました。

★ドライバーを使ってストライクのネジを緩める(ネジが外れてしまわないように注意する)

★プレートを上下左右に動かす

★ネジをしめてストライクとデッドボルトの位置がかみ合うか確かめる

デッドボルトと位置がかみ合わないときは、かみ合うまで少しずつ調整しましょう。

難しい作業ではありませんが、数ミリ単位の根気のいる作業が求められます。

シリンダーを交換する

鍵穴の内部が破損していたり変形していたりする場合は、シリンダー(鍵穴の部分)を交換する必要があります。

使う道具はプラスドライバーとマイナスドライバーのみです。

次の手順で交換してみましょう。

★ドア側面のフロント(シルバーのプレート)のネジを外す

★フロントを外す

★マイナスドライバーでシリンダーのピンを抜く

★シリンダーを取る

★新しいシリンダーを取り付ける

★シリンダー用のピンを付ける

★フロントを付けてネジをしめる

シリンダー用のピンは、シリンダー側に2カ所付いていることが多いです。

シリンダーを交換する際の注意点

シリンダーを交換する際は、次の点に注意することが大切です。

★シリンダーのメーカーを確認する

★型番を確認する

★シリンダー用のピンとビスをなくさない

シリンダーのメーカーと型番がピッタリ合わないと、シリンダーをドアに取り付けられません。

そのため購入前に必ずメーカーと型番の2点を確認しましょう。

またシリンダー用のピンとビスは小さいため、なくさないように部品から外したらすぐにケースの中などに入れておきましょう。

錠前を交換する

ラッチボルトやデッドボルトに不具合があるときは、錠前を交換しましょう。

鍵とドアノブが一緒になっている一般的な錠前を交換するときの手順を以下にまとめました。

★プレートに付いているネジを外してプレートを外す

★シリンダー用のピンを外してシリンダーを外す

★ビスを外す

★内側のドアノブを外す

★外側のドアノブを外す

★錠ケースを取り出す

★新しい錠ケースを入れる

★先程と逆の順番で部品を取り付ける

錠ケースは手で外れにくいため、ドアノブが付いていた穴にドライバーを入れて、ドライバーの側面で錠ケースを押しましょう。

あったら心強いアイテム

錠前を交換するときに必要な道具は、プラスドライバーとマイナスドライバーです。

ドライバーだけでも修理は可能ですが、できれば次の道具も準備しておくことをおすすめします。

★つまようじ

★ニッパー

★電動ドリル

長年使っていると、ビスの穴が大きくなりやすいです。

そのままでは新しいビスを取り付けるときにしっかり締まりません。

つまようじを穴に入れてニッパーではみ出た部分を切れば、新しいビスをしっかりと取り付けられます。

また力の弱い方が作業をするときは、電動ドリルがあると楽に作業できます。

錠前を交換する際の注意点

錠前を購入する際は、事前に以下の点を確認する必要があります。

★扉の厚み

★フロント板の幅

★フロント板の高さ

★ビスピッチ

★メーカーの名前

★バックセット

シリンダーを交換するときよりも、チェックしなければならない点が多いです。

上記の6点を確認しないとドアに合う錠前を購入できないので、しっかりサイズを測ってから購入しましょう。

またラッチボルトの位置を正しい位置に合わせることも大切です。

位置を間違えるとドアノブが正しく操作できなかったり、ドアが開閉できなくなったりします。

ドアが閉まる方向にラッチボルトの斜めになっているほうを合わせるようにしましょう。

金庫の鍵が回らない原因

金庫には様々な種類があります。

その中でも鍵を使って解錠するのは、シリンダー錠金庫とダイヤル式金庫です。

鍵が回らなくなる原因は玄関の鍵が回らなくなる原因と被る部分がありますが、金庫の鍵は玄関の鍵よりもシンプルです。

ストライクのずれやサムターンのずれを心配する必要はほぼありません。

そのため自分でできる解決策も限られています。

次の項目でまず金庫の鍵が回らなくなる原因を見ていきましょう。

鍵穴にホコリが溜まっている・滑りが悪くなっている

金庫の鍵が回らないときは、まず鍵穴を確認してみましょう。

鍵穴にホコリが溜まっている可能性があるからです。

特に金庫を使う頻度が少ない場合は、ホコリが溜まっている可能性が高いです。

鍵穴の奥にホコリが溜まっている状態だと、鍵が入ったとしても回りにくくなります。

また滑りが悪くなっていることも考えられます。

鍵穴だけでなく鍵本体の滑りが悪くなっていることも考えられるため、鍵穴と鍵の両方をメンテナンスすることが大事です。

金庫に荷物を入れ過ぎている

金庫の場合は金庫の中に荷物を入れ過ぎているために、鍵が回らなくなっていることも考えられます。

例えば現金の他、権利証や保険証券などの書類です。

一般家庭では通帳や印鑑なども金庫に入れることが多いでしょう。

また災害が起きたときのことを考えて、貴金属を金庫に入れる方も少なくありません。

金庫の中に入れる物が多いと扉が外側に押されて、鍵が回りにくくなってしまいます。

またラッチボルトとストライクのかみ合わせにもずれが生じるため、鍵が開いたとしてもスムーズに扉が開きません。

金庫の扉がずれている

金庫の扉がずれている場合も、鍵が回りにくくなります。

金庫の中に書類などがたくさん詰まっていなくても、扉がずれることがあります。

例えば古い金庫の場合です。

どんなに頑丈な金庫でも、時間が経過すると様々な部分に歪みが生じやすくなります。

扉と金庫本体をくっつけているネジの部分などです。

様々な部分に歪みが生じて扉がずれると、鍵を回したときに飛び出てくるデッドボルトがストライクの正しい位置にはまらなくなります。

そのため鍵が回りにくくなるのです。

最初に試して欲しい修理方法

鍵が回らない原因に検討がついたら、まずは簡単にできる修理方法を試してみましょう。

必要な道具は自宅にある物だけです。

鉛筆とマイナスドライバー、掃除機があれば作業できるので、すぐに作業をはじめられます。

ただし無理に扉をこじ開けようとするのはやめましょう。

何度か作業を繰り返してもダメなら、専門業者に修理の依頼をしたほうが良いです。

次の項目では、上記で紹介した鍵が回らなくなる原因に合った修理方法を紹介します。

掃除機と鉛筆を使って滑りを良くする

鍵穴にホコリが溜まっていることが考えられる場合は、掃除機で鍵穴のホコリを吸い取りましょう。

鍵穴専用の潤滑スプレーがある場合は、潤滑スプレーなどを鍵穴に少量吹きかければ滑りがよりスムーズになります。

潤滑スプレーなどがない場合は、鉛筆の粉を鍵穴にふっと吹きかけてみましょう。

ただし鍵穴にホコリが溜まっているまま潤滑スプレーを吹きかけると、ホコリが固まる可能性があります。

そのため必ず掃除機でホコリを吸い取ってから滑りを良くするメンテナンスをすることが大切です。

鍵本体のメンテナンスも鉛筆でできます。

濃い色の鉛筆で鍵の端をなぞったら、布で軽く鍵を拭きましょう。

扉を強く押す・上に持ち上げる

金庫の中に入っている荷物が多くて金庫が開かない場合は、金庫の扉を強く押してみましょう。

扉を押すことで荷物が奥に移動する可能性があるからです。

少し荷物が奥に移動するだけで、鍵が回ることもあります。

それでも鍵が回らない場合は、扉を上に持ち上げてみましょう。

扉がずれている場合もこの方法は効果的です。

扉を持ち上げる際はマイナスドライバーを使うとスムーズに持ち上げられます。

扉と金庫の隙間にマイナスドライバーを入れて持ち上げましょう。

扉を持ち上げた状態で鍵を回すと、ストライクの位置とデッドボルトの位置が正しい位置になった瞬間に鍵が回ることもあります。

自分で修理をするときにやってはいけないこと

玄関の鍵を修理するときも金庫の鍵を修理するときも、それほど難しい作業はありません。

そのため簡単に鍵が回るようになると思ってしまいがちです。

確かに簡単に鍵が回るようになることもありますが、色々と試してみても修理できないこともあります。

そのことを理解しておかないと、強引に作業をすすめてしまうことになり兼ねません。

また必要な道具がないからと、身近にある物を使って修理をするケースも多いです。

しかし正しい道具を使わないと、益々状態が悪化することもあります。

そのため修理をする前に、やってはいけないことを把握しておくことが大切です。

鍵を強引に回す

ついやってしまいがちなのが、鍵を強引に回すことです。

鍵が入ったのに突然回らなくなると、自分の回し方が悪いのかと思うでしょう。

そうするとつい鍵を強引に回してしまいがちです。

しかし鍵を強引に回すと、鍵が曲がったり鍵穴の中で鍵が折れたりする可能性があります。

鍵が曲がったり鍵穴の中から鍵が飛び出ていたりする場合は、鍵を新しくすれば問題が解決することもあります。

しかし鍵穴の中で鍵が折れて折れた鍵が見えない場合は、鍵穴を交換しなければならなくなります。

針金やはさみを入れる

鍵穴に詰まったホコリを取り除くために、針金やつまようじなどの身近にある物を使うケースもあります。

しかし鍵穴の中を傷付けたり、鍵穴の中で折れて取れなくなったりすることが少なくありません。

またハサミを使って修理をしようとするケースもあります。

ハサミを鍵穴に入れて捻ることで、鍵が開くのではないかと考えるからです。

しかしハサミは針金やつまようじよりも幅が広いため、鍵穴を傷付けるリスクが高くなります。

そのためホコリやゴミを取る際は、必ず掃除機やエアダスターを使いましょう。

専用の潤滑剤以外の油を使う

鍵穴の滑りを良くするのには潤滑スプレーが効果的です。

潤滑スプレーと聞くと、油分が入っていると思う方が多いでしょう。

そのため専用の潤滑スプレーではなく、食用油や自転車などに使われる潤滑剤を使うケースも稀にあります。

しかし専用の潤滑スプレー以外の油を入れると、鍵穴が油でベタベタになってしまいます。

ホコリと油が絡まって、塊ができてしまう可能性もあります。

そのため鍵穴専用のスプレー以外のスプレーは使わないようにしましょう。

鍵穴専用の潤滑スプレーはパウダー状です。

そのため鍵穴に入れても、サラリとした状態を保てます。

鍵穴に接着剤を入れる

通常なら鍵穴に接着剤を入れるということは思いつかないでしょう。

しかし鍵を強引に回したことが原因で鍵穴に鍵の破片が詰まってしまった場合などは、接着剤を入れてしまう方もいます。

接着剤に鍵がくっついて、鍵を取り出せるケースもあります。

しかしリスクが高いです。

接着剤は時間が経つと固まってしまいます。

つまり接着剤と鍵はくっつくかもしれませんが、鍵穴と接着剤もくっついてしまうため接着剤が鍵穴の中に詰まってしまうのです。

そうするとシリンダーを外して洗ったり、交換したりしなければならなくなります。

道具を使って壊す

金庫の場合は、バールや電動工具を使えば無理やりこじ開けられることもあります。

例えば耐火式の小型の金庫などです。

防盗式の金庫よりは壊しやすい素材でできているため、女性でも壊すことは可能です。

しかし金庫を壊してしまうと、2度と同じ金庫を使うことはできません。

壊し方によっては金庫の中に入れている物が傷付く可能性もあります。

またバールや電動工具を使って壊す場合は力が必要です。

作業をしている途中にケガをする恐れもあるため、無理やりこじ開けようとするのはやめましょう。

鍵業者に依頼をすれば安心

鍵穴のホコリを取り除いたり滑りを良くしたりするだけで、問題が解決されることもあります。

しかし簡単な作業だけでは問題が解決しないこともあるでしょう。

シリンダーの交換やストライクの位置調整が必要なケースなどです。

日頃から何かを作ったり修理したりするのが得意な方ならば、スムーズに作業ができるかもしれません。

しかし自分で何かを作ったり修理したりすることに慣れていない方にとっては、難易度が高く感じるでしょう。

鍵業者に依頼をすれば、鍵の修理に関して不安を抱えずに済みます。

鍵業者の見極め方と依頼する際のコツを把握してから依頼すれば、満足度の高い修理ができるでしょう。

鍵業者に依頼するメリット

鍵業者に修理を依頼するメリットを以下にまとめたので見ていきましょう。

★鍵穴や錠前、ドアに負担をかけずに済む

★鍵が回らない原因がはっきりする

★失敗のリスクが少ない

★難易度の高い修理も可能

自分で修理をする場合は、原因がはっきりしないまま作業をすることが少なくありません。

そのため様々な修理方法を試して、鍵穴や錠前を傷付けることもあります。

しかし修理業者では原因を突き止めてから作業を開始する他、修理のプロのため失敗するリスクがほとんどありません。

もし洗浄をするだけで元通りに使えるようになると判断した場合は、きれいに洗浄してまた使えるようにしてくれます。

必要な修理をスピーディーかつ正確に判断してくれるため、無駄な作業を省ける上に安心感が高いのです。

自分に合った鍵業者を見極めるコツ

鍵業者を選ぶときは、数多くの鍵業者の中から満足できる鍵業者を選ばなければなりません。

以下の点をよく確認してから選べば、自分に合った鍵業者を見つけられるでしょう。

★料金

★アフターサービスがあるか否か

★実績

★対応

★店舗の位置

★休日や早朝、深夜の対応

★口コミ

ほとんどの方が料金を真っ先に確認するでしょう。

しかしそれ以外の様々な点について確認することも大事です。

例えば店舗の位置は近いほうが、早く駆け付けてくれる可能性が高いです。

また〇カ月以内であれば無償で鍵の修理や交換をしてくれるなどのアフターサービスがある鍵業者ならば、高い安心感を得られるでしょう。

鍵業者の口コミを見ればどのような対応をしてくれる業者なのかがある程度わかるので、自分に合った業者を選びやすくなります。

鍵業者に依頼するときのコツ

業者に鍵の修理を依頼するときは、なるべく安く修理して欲しいと考える方が多いでしょう。

納得できる料金で修理をしてもらうためには、複数の業者で見積もりをとることが大事です。

費用の内訳を比較しましょう。

一般的な修理費用や交換費用の相場を把握しておくことも大切です。

平均的な費用がわかっていれば、すぐに高い業者と安い業者の見分けがつくからです。

ただし鍵が回らなくて困っている場合は、急いでいることが多いでしょう。

その場合に確認が必要なポイントなども以下の項目にまとめているので、確認してみましょう。

見積もりをとる

鍵業者のみならず業者に修理の依頼をするときは、複数の業者から見積もりをとることが重要です。

料金や作業内容が比較できるため、自分に合った業者を見つけやすくなります。

費用の内訳は次のようになっているため、それぞれの業者の内訳を比較しましょう。

★作業代+商品代+出張費

作業代の相場は以下のようになっています。

★鍵開け…8,000円から15,000円

★シリンダー交換…10,000円から

★金庫の鍵開け…8,000円から

★開錠(金庫の破壊)…11,000円から

鍵が回らない場合は、上記のいずれかの作業になることがほとんどです。

ただしあくまでも相場なので、いずれの業者でも実際に鍵を確認してから作業代金が変わることもあります。

キャンセル料と見積もり料を確認する

とは言え急いでいる場合は、相見積もりをとるのが難しいこともあるでしょう。

その場合はまず料金を確認してから、次の点を確認することをおすすめします。

★キャンセル料の有無

★駆け付けるまでの時間

★作業時間

★実績

★アフターフォロー

業者に来てもらったのは良いものの、費用や作業内容に納得できない場合や少し考えてから決めたいという場合もあるでしょう。

その場合もキャンセル料がかからなければ、無駄な料金を払わずに済みます。

もし時間にゆとりを持てるようなら見積もりの料金が発生しない業者で見積もりをとってもらってから、修理の依頼をしましょう。

休日や深夜、早朝を避ける

休日や深夜、早朝は、別途料金が発生することがほとんどです。

休日料金や深夜料金、早朝料金として、大体数千円の料金が発生します。

そのため費用を抑えたいのならば、なるべく休日や深夜、早朝の時間帯を避けましょう。

例えばもう少し待てば通常の営業時間になるのなら、それまで待ったほうが費用は安くなります。

ただしどうしても急いで家の中に入らなければならないときや、出かけなければならないときもあるでしょう。

その場合は深夜料金や早朝料金が別途発生しても仕方がないと割り切るしかありません。

もしくは深夜料金などがかからない業者を見つけましょう。

24時間365日営業している鍵業者でも深夜料金や早朝料金が発生することがあるため、よく確認することが大切です。

鍵が回らないときに考えられる原因と修理方法を紹介しましたが、参考になったでしょうか?

鍵は長く使っていると、回らないなどのトラブルが起こりやすくなります。

ホコリが詰まっていたり滑りが悪くなっていたりすることが多いので、その場合は掃除機や潤滑スプレーを使って自分で修理してみましょう。

鍵穴や鍵本体に問題がない場合は、錠前やストライクに問題がある可能性があります。

その場合は作業の難易度が少しアップしますが、自分で修理をすることも可能です。

しかし本当に必要な作業か否かを見極めるのは難しいです。

また修理に慣れていない方の場合は様々な部品を取り外したのは良いものの、正しく取り付けられなくなることもあります。

そのため自分で修理をするのは難しいかもしれないと感じたら、鍵業者に修理を依頼しましょう。

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